インターネットやSNSで話題にされることの多い「メガビックマック」。実はこれは公式の商品名ではなく、人々が検索や会話の中で用いている俗称に近い表現です。
正式にはマクドナルドから次の3種類の大型ビッグマックが販売されてきました。
- メガマック(2007年日本初登場)
- グランド ビッグマック(2016年以降、期間限定で繰り返し販売)
- ギガ ビッグマック(グランドをベースにパティを4枚にした数量限定商品)
この記事では、それぞれの特徴や歴史、販売傾向について詳しく紹介します。
メガマックの登場とインパクト
2007年に日本で初めて発売された「メガマック」は、通常のビッグマックに使われるパティ2枚を4枚に増量した豪快なバーガーでした。発売からわずか4日間で約332万食を販売するなど大きな話題を呼び、その後は数量限定の人気メニューとして再登場を繰り返しました。
メガマックは当時、海外で販売されていた「ダブルビッグマック(Double Big Mac)」にヒントを得て誕生したとされ、日本独自の成功事例としても語られています。さらに詳しい歴史や背景については、マクドナルド公式サイトの特設ページでも紹介されています。
グランド ビッグマックの特徴
2016年からは「グランド ビッグマック」が登場。こちらはパティのサイズが焼成前重量で約1.3倍となり、専用のビッグサイズバンズでサンドされたボリュームバーガーです。通常のビッグマックの魅力をそのままに、“食べ応え”を大幅に強化した点が特徴です。
さらにパッケージも特別仕様になっており、SNS映えする存在感から、販売のたびに注目を集めてきました。
ギガ ビッグマックの存在感
「ギガ ビッグマック」は、グランド ビッグマックのパティを2倍=合計4枚にした圧倒的サイズのバーガーです。高さも重量も桁違いで、数量限定で販売されるたびに行列やSNS投稿が相次ぎます。
そのスケールから、一人で食べるのはもちろん、友人や家族でシェアして楽しむ人も多いのが特徴です。
販売タイミングと入手方法
これらの大型ビッグマックは、定番メニューではなく期間限定または数量限定のキャンペーン商品として登場します。
実際に「グランド」「ギガ」は2019年、2020年、2022年など複数回にわたり販売されました。
最新の販売情報を知りたい場合は、以下を確認するのがおすすめです。
- マクドナルド公式サイトのキャンペーンページ
- 公式アプリのプッシュ通知やクーポン情報
これらは販売開始時に必ず告知されるため、逃さずチェックすることができます。
栄養成分と食べ方の工夫
大型ビッグマックは当然ながら高カロリー・高ボリュームです。
販売時には公式サイトにカロリーやアレルギー情報が掲載されますが、参考までに通常のビッグマックが約500kcal前後であるのに対し、メガマックやギガ ビッグマックは1,000kcalを超えるケースもあると言われています。
無理なく楽しむためのコツ
- セットより単品で:ポテトやドリンクを軽めにすることで総カロリーを調整。
- シェアする:サイズが大きいため、半分に切ってシェアするとちょうど良い。
- 写真を撮って楽しむ:見た目のインパクトも魅力の一つ。SNSでシェアする人も多数。
海外での展開との違い
海外にも「ダブルビッグマック」や「グランドビッグマック」といった類似商品がありますが、販売名称や仕様は国や地域によって異なります。日本独自の「メガマック」や「ギガ ビッグマック」は、海外ファンからも注目される存在です。
まとめ
メガビックマックという言葉はよく検索されますが、公式名称は「メガマック」「グランド ビッグマック」「ギガ ビッグマック」。
いずれも定番ではなく、キャンペーン時にのみ登場する特別メニューです。
栄養面では高カロリーですが、工夫次第で楽しく味わうことができます。
インパクトと話題性を兼ね備えた大型ビッグマックシリーズは、マクドナルドの歴史の中でも特に象徴的な存在といえるでしょう。